仕事のスランプを試験勉強で脱出した。

中小企業診断士の試験勉強ノウハウと役に立つ情報を伝えたい。

中小企業診断士の勉強が間に合わない

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診断士の試験勉強が間に合わないと感じた時、1年計画ではなく2年計画にしようという気持ちになることがあります。

 

必死にやってきた方にただ安易に諦めるなというのはナンセンスと思いますし、2年計画を真剣に検討するのであれば、1年目にやったほうがいいものと2年目に注力したほうがいいものがありますのでご紹介します。

 

 

1年目に注力したほうがいい科目

 

・経営法務

経営情報システム

・経済学・経済政策

・中小企業経営・中小企業政策

 

1年目に注力した科目は2次試験に関係ない科目であることは一見しておわかりになるはずです。それに加えて経営法務と経営情報システムについては近年試験が難化しており、1年で受かることが非常に難しい科目であるため、万が一不合格となっても翌年感覚がつかみやすく、結果的に合格が近づきます。

 

2年目に注力したほうが良い科目

 

・企業経営理論

・財務・会計

・運営管理

 

2年目は2次試験に直結する科目に注力します。私は1年目に上記3科目に受かったため、2次試験はかなり苦しい目に遭いました。

特に財務・会計を解く感覚が最後まで残らず、事例Ⅳには最後まで感覚がつかめないまま本試験に臨むことになりました。

2年計画を選択されるのであれば必ずこの3科目は2年目に自身が勉強するように追い込まなければなりません。

その時に前年に科目合格していると勉強するウエイトを軽くしてしまいがちです。私の失敗をよろしければ参考にしてください。

 

ちなみに通学を選択される場合はTACでも1.5年コース本科生というコースがあり、上記のようなカリキュラムで試験対策をさせています。

 

通信教育の場合は診断士ゼミナール がおすすめです。

理由は3年間無料延長制度があるためです。(皆様には最長でも2年で受かっていただきたいですが。)

勉強場所は複数確保したほうがいい

 

余談ですがどうしても一か所だけで勉強を続けていると苦しくなる方が多いです。そうならないためにも勉強場所は複数確保しましょう。

 

例としては・・

・勤務先の空き会議室

・コーヒーショップ

・図書館

・自宅

・有料自習室

・公園のベンチ

・外回り中の車

・通勤の電車

などで私は勉強していました。

 

うまく気分転換も兼ねながらモチベーションの維持を図りましょう。通信教育はスマホで講義が聞けるので勉強場所を増やす良いツールになります。

 

社会人になってからの資格試験はいかに勉強時間を作れるかが合否を大きく左右します。勉強場所をうまく変えることとすき間時間にいかに集中するか、私は身につけるのに時間がかかったのでここに記してどなたかの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

2月から中小企業診断士試験を始めて受かる方法(1次試験科目免除の方法について)

中小企業診断士第1次試験には他の資格の保有により、試験が免除される科目があります。

 

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科目免除のために試験を受けることは、対策全体のバランスが崩れるため止めたほうがいいですが、持っておいたらラッキーという程度で確認してみましょう。

 

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「経済学・経済政策」試験免除資格

 

  1. 大学等の経済学の教授・准教授(3年以上)
  2. 経済学博士
  3. 公認会計士試験または旧公認会計士試験第2次試験において経済学を受験して合格した者
  4. 不動産鑑定士または不動産鑑定士試験合格者
  5. 不動産鑑定士
  6. 不動産鑑定士試験第2次試験合格者

 

「財務・会計」試験免除資格

 

  1. 公認会計士または公認会計士試験合格者
  2. 会計士補
  3. 会計士補となる有資格者
  4. 税理士
  5. 税理士法第3条第1項第1号に規定する者
  6. 税理士法第3条第1項第2号に規定する者
  7. 税理士法第3条第1項第3号に規定する者

 

「経営法務」試験免除資格

 

  1. 弁護士または司法試験合格者
  2. 旧司法試験第2次試験合格者

 

経営情報システム」試験免除資格

 

  1. 技術士情報工学部門登録者、情報工学部門に係る技術士となる資格を有する者)
  2. 情報処理技術者試験合格者(システムアナリスト、アプリケーションエンジニア、システム監査、プロジェクトマネージャ、情報処理システム監査、特種、第1種、ソフトウェア開発、ITストラテジストシステムアーキテクト応用情報技術者

 

 

中小企業診断士試験勉強の時間を捻出したい

中小企業診断士試験の勉強時間を多く取りたい。

 

 

 

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私は試験が近づくにつれて、真剣に取り組めば取り組むほど、この思いはどんどん強くなりました。

 

そんなときに躊躇なくやっておけばよかったことをお伝えします。

 

1.早く上司、同僚に中小企業診断士の試験勉強をしていることを伝えること

 

変なアピールをしている奴に思われるんじゃないか、転職するあやうさを持っているんじゃないかなどと会社で思われると思い、私は診断士の受験勉強をしていることを会社では隠していました。

しかしあるとき上司と2人で飲みに行ったときに正直伝えたところ、背中を押してもらうことができ、業務の調整(=勉強時間の確保)もしやすくなりました。

また社内でも頑張っているねと励ましてもらいモチベーションアップになり、試験に落ちたときも自分の恥ずかしい面を見せられたことで、人間的な面での接点を増やすことにもなりました。

 

2.必ず定時出社、定時退社をする

 

残業ができないと思うと業務の取り組みを変えなければならなくなり、これが私の生活を一変させました。

私の仕事は営業職ですが、従来日中に極力客先に顔を出し、夕方帰社後提案書を作成し、夜遅くまで働き毎日家に寝に帰っておりました。

 

しかし定時に帰らなければならないとなると働き方自体を変えなければなりません。どの訪問が客先に効果があるのか検証し、オフィスで考える時間をいかにつくるかが課題となります。

 

もしどうしても残業しなければ終わらないようであれば、夕方は意地でも帰り、朝早く来て業務を完結させましょう。

 

3.すき間時間を意識して利用する。

 

私の場合、通勤時間や昼休憩中などのすき間時間にリフレッシュ感覚でテキスト、問題集を開けるように意識すると知識の定着スピードが上がりました。

営業職であれば従来車移動をしていた場所に、それほど移動時間が変わらないのであれば電車移動を選択し、移動時間中に勉強に励むこともおすすめです。

また車であってもスマホで社内に通信教育の講義を聞き流すことも有効です。

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またすき間時間を活用するには夜の睡眠を十分にとっておいたほうが集中力も上がりますので、規則的な生活、良い睡眠も心がけましょう。