通学、通信、独学の長所と短所まとめとおすすめ
中小企業診断士の試験対策は①資格予備校への通学、②通信教育の受講、③テキストを購入して独学の3通りの方法があります。
いずれの方法も良い面もあれば考慮すべきこともあるので、ここでまとめたいと思います。
資格予備校への通学
(私の場合はTACに通いました。)資格の学校TAC[タック]ウェブサイト
長所
- 講座のカリキュラム自体がペースメーカーとなること
- 出題傾向などの情報が入手できる場合があること
- 勉強仲間ができる(教室の雰囲気によりますが)
- 講師が中小企業診断士である場合が多くモチベーションが保てること
短所
- 受講料が高いこと(目安20万円から30万円)
- 授業のわかりやすさが担当講師のレベルにより左右されること
- 週末決まった曜日に都市圏の教室に通い続ける制約が生まれること
- 通常開講が前年10月からのため、勉強開始時期によっては結局DVD受講等でフォローされるため通学のメリットが享受できないこと
通信教育の受講
(私の場合は診断士ゼミナールを使いました。)診断士ゼミナールウェブサイト
長所
- 受講料が格安であること(目安4万円から6万円)
- ベースとなるテキストが手に入ること
- 通学が不要のため机に向かう時間が増えること
- ウェブ講義のため、通勤通学中でも聴けること
- 複数年受講となった場合でも3年無料延長できるため独学よりも安く済むこと
短所
- 講師と対面ではないため質問の回答をメールで待つ必要があること
- 勉強仲間ができづらいため、仲間が必要な方はSNS等の活用も必要となること
- 教室講義ではないため自己管理が必要となること
テキストを購入して独学
(私は本屋でTACのテキストを購入しました。)
長所
- 初期投資がかからないこと
- マイペースで勉強できること
- テキストを自分で選べること
短所
- 情報不足に悩まされ、モチベーションを維持しづらいこと
- 勉強仲間ができづらいため、仲間が必要な方はSNS等の活用も必要となるこ
- 独学向けテキストはカリキュラム等のノウハウが隠されていること
- 単年合格のハードルが非常に高く、結果的に割高となること
総評
結論を申し上げると通信教育が最もおすすめな勉強方法です。
私は勉強を始めた頃、周囲に中小企業診断士試験の経験者がいなかったため、上記3通りのすべてを経験しました。
はじめ独学で一通り本屋でテキストを買って始めましたが、全く定着を実感できずモチベーションが落ち2か月ほどで断念、その後TACの通学コースに通い始めました。通学はカリキュラムがはっきりしており、(TACはなぜ独学用のテキストには開示してくれないのか。やはり通学への誘導的商材なのかという複雑な気持ちにはなりましたが。。。)勉強はしやすかったです。
1回目の1次試験に間に合わず落ちた時、継続授業料に20万円ちょっと払うことができなかったため、診断士ゼミナールの通信教材に出会い「4万円ちょっとだから独学とそこまで変わらない」という気軽さでチャレンジしましたが結果的にはこれがよかったです。
通信教育は上記の通り通学と独学の良いとこ取りで、社会人には一番向いている勉強法だと感じました。ベースとなるテキストができ予定も組みやすく、すき間時間の活用もウェブを使って勉強しやすい。加えて講師のレベルも高く安定しているので理解も進みやすかったです。
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