仕事のスランプを試験勉強で脱出した。

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センター試験の思い出

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私は30代上場企業会社員で10年以上前にセンター試験を受けました。

 

当時私は大学受験を人生がかかった大勝負ととらえ、高校3年間のすべてをぶつけて臨みました。

 

今ビジネスマンとして働く自分が振り返ってみると、このセンター試験の役割は人生を左右するものでは決してなく、あくまで勝負強さを試す試験程度ととらえています。

 

要は全くセンター試験の点数は直接的には人生に影響しません。

 

当時私は以下のようなくだらない考えで生きていたことを覚えています。

 

高校時代の私

 ・大学受験こそが人生を大きく左右するから、友達付き合いは控え、高校3年間くらいはやりたいことは我慢して勉強一筋で臨み、大学で遊べばいい。

・先生の言う通り志望する大学は少しでも偏差値が高いほうが給料の高い仕事に就け、少しでも妥協するやつはバカだ。

・親を少しでも安心させるために現役のうちに大学に合格する必要がある。

 

ぶったことは言いたくないですが、なんと視野が狭くナンセンスな人生観だったのか書きながら恥ずかしくなります。

 

どうやってなりたいものになるか、またどうやって良い人間であり続けるかを問い続けることが大切な人生のなかで、こんなくだらないことに高校生活の大部分を使ってしまったことをひどく後悔しています。

 

30代になって思うこと

 ・大学受験こそが人生を大きく左右するから、友達付き合いは控え、高校3年間くらいはやりたいことは我慢して勉強一筋で臨み、大学で遊べばいい。

→今思うこと

これだけコミュニケーション能力とリーダーシップを求められる現代社会でこんなことで勉強だけを優先し、成長を阻害すると将来本当に苦労します。この時期に出会う友人ほど親密な友人は社会人になると作るのは大変です。今の友人、恋人、そして自分を大切にすべきでした。

 

・先生の言う通り志望する大学は少しでも偏差値が高いほうが給料の高い仕事に就け、少しでも妥協するやつはバカだ。

→今思うこと

完全に先生(学校)のノルマ達成の道具にされています。今それなりの大企業に勤めていますが、正直なところ大学名は出世の優劣にほとんどと言っていいほど関係しません。今は変化の激しい時代の中でいかに多様性があり、有用な個性と人と協力して何かを成し遂げる力が求められており、学歴などというものにこだわってもクソの役にも立ちません。

 

・親を少しでも安心させるために現役のうちに大学に合格する必要がある。

→私の実家も裕福ではありませんでしたが、はっきりとした目標があれば高校生活でやりたいことをやりきる(部活、恋愛、バイト、ビジネス)のためならたとえ自己満足でもやりきってから大学に入ったほうが長い目でみて有益です。

 

つらつら書きましたがもっと自分と周りの大事な人を大切に生きていればよかったという反省です。

 

これからについて

 いかにこれからを大切に生きて自分の価値を高めるかが求められ続けるように思います。

 

大学時代でも自分のなりたいものにいかに近づくか、自分の好きなものを通じて努力し続けることが必要になります。

 

例えば極端な話、自分の好きなものに近づけるのであれば大学を辞めるのも手ですし、実際に現在パイロットや経営者として現在活躍している友人もいます。

 

ビジネスパーソンとして働くうえではよく中小企業診断士の資格を社会人になってから取得したいと思う人が多いのでチャレンジしてみるのも手かもしれません。

 

受験勉強の感覚が残っているうちに安価な通信教育等で対策すればいいと思いますし、お金に余裕があれば予備校とのダブルスクールも自分の価値を高めることになります。

 

何に重きを置くことが自分と周囲にとってプラスな選択肢はなにか考えるにあたり本稿が役に立てば幸いです。